「キッチンマットの代用品を知りたい」
「キッチンマットを購入し忘れた」
「洗濯が面倒だから他のもので代用したい」
このような悩みをお持ちではありませんか?
本記事でわかる内容は以下の通りです。
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- キッチンマットの必要性
- キッチンマットの代用品
- キッチンマットの代用品にならないもの
基本的には、キッチンマットを使用することをおすすめしますが、一時的に代用するのであれば使えるものがいくつかあります。
ポイントは、清潔に保てることと滑らないことの2点です。
キッチンマットの代用品を探している方は参考にしてみてください。
Contents
1.キッチンマットは必要か?
「洗濯が面倒だからキッチンマットを使うのをやめた」
「汚れたら拭けばいいだけだからキッチンマットは不要」
近頃は、このような考えをお持ちの方が増えてきているようです。
果たしてキッチンマットは本当に必要なのでしょうか?
1-1.キッチンマットは必要
答えはキッチンマットは必要です。
確かに洗濯が面倒な点はデメリットですが、キッチンマットには”あると嬉しい”役割だけでなく、”必要”な役割も担っています。
たとえば以下のようなものがあります。
- 水はねや油はねを吸収
- 床の傷つきや汚れを防ぐ
- 足元の冷えや疲れを軽減
- 落下物の衝撃を吸収
そして、このような役割がどう役立っているのか、敷かないとどういったことが起こるのかも見てみましょう。
- 水濡れや水はね、過度な湿気が原因でフローリングが傷む
- 床に飛び散った油汚れを踏むと、歩くたびに汚れが広がる
- 硬い床に長時間立っていると、足が疲れる
- 食器などを落とせば、割れて破片が飛び散り、床も傷つく
これらがキッチンマットがなくてはならない理由です。
特に、フローリングの傷つきや傷みは修復するのが困難なので、床を保護する役割は重要ですよね。
1-2.キッチンマットの代用品では不完全
そして、代用品を長期的に使用することもあまりおすすめしません。
キッチンマットと同じ役割をすべて果たしてくれるものは無いからです。
つまり、上記で述べたデメリットが少なくとも一つは発生してしまうということです。代用品の使用は一時的なものにとどめ、早めにキッチンマットを購入しましょう。
「でも洗濯が面倒…」という方は、拭けるキッチンマットがおすすめ。
詳しくは後ほどお話しますが、洗濯しなくて良いので忙しい方にぴったりなアイテムです。
1-3.キッチンマットの洗濯はデメリットではない
キッチンマットの洗濯は確かに面倒ではあります。
分けて洗ったり、手洗いが必要だったり…
しかし、キッチンマットを敷かないにしても、汚れてもそのまま放置というわけにはいきません。
敷かない場合でも汚れるたびに拭く必要があります。
これは、何度も床を拭くことにストレスを感じる方にとっては、月に1度の洗濯で済む方がラクという考え方もあります。
敷いても敷かなくても面倒なことには変わりないのです。
敷くデメリットはありませんが、敷かないデメリットはあります。
自分にはどちらが合っているのかを考えてみましょう。
2.キッチンマットの代用品
では、どういったものがキッチンマットの代用品として使えるのでしょうか。
ポイントは以下の2つです。
①清潔に保てること
②滑らないこと
汚いマットを敷いたキッチンでの調理は不衛生ですよね。
そして、包丁や火を扱う場所なので転倒するリスクがあるものは絶対にNGです。
最低限この2点をクリアしているものであれば、不便な点はありますがキッチンマットの代用品になります。
ここで紹介する代用品は、いずれも室内の床に敷くことを想定して作られているものなので、キッチンマットに近い感覚で使用できます。
2-1.バスマット
バスマットは、吸水性に優れており、水はねをしっかり吸収してくれるので、キッチンマットの代わりとして使用できます。
定期的な洗濯で清潔に保ちましょう。
デメリットは、サイズが小さい点です。
汚れやすいコンロ前とシンクの前をカバーするには2枚以上用意する必要があります。
ものによっては、吸水性をあげるために毛足が長くなっていることがあり、細かいゴミが入りやすく掃除が少し大変なところも難点でしょう。
2-2.玄関マット
室内に敷く玄関マットであれば、ある程度のクッション性と吸水性があるのでキッチンマットの代用品になります。
こまめな洗濯で清潔に保ちましょう。
ただし、アクリルなどの吸水性が低い素材が使われている場合は、水はねをしっかり吸収してくれません。
吸水性が低くても使えないことはありませんが、マットがあまりに濡れてしまった場合は乾かしてから使用するなどの工夫が必要です。
デメリットは、バスマットと同じくサイズが小さいので複数枚必要になる点です。
2-3.コルクマット
コルクマットは、クッション性や保温性、吸湿性に優れており、足の疲れや冷えを緩和してくれるので、キッチンマットの代わりとして使えます。
かたく絞った雑巾などで拭いてお手入れしましょう。
デメリットは、吸水性がないので濡れたら拭きとる必要がある点です。
濡れたまま放置するとカビの原因になるので、特に洗い物をしたあとなどは注意しましょう。
2-4.ジョイントマット
子供部屋などに使われるソフトな踏み心地のジョイントマットは、クッション性や保温性に優れているので、キッチンマットの代用品になります。
デメリットは、濡れたままにしたり油分がつくと滑りやすくなる点です。
洗い物をしたあとや調理後などは、注意して拭き取る必要があります。
2-5.ヨガマット
ヨガマットは、クッション性や保温性に優れており、足の疲れや冷えを防いでくれるので、キッチンマットの代わりになります。
さらにズレにくい点もポイントです。
デメリットは、あまり身近な物ではないので、どの家庭にもあるとは限らない点です。
そして、シンプルな無地のものが多いので、キッチンを華やかにしたい方にとっては物足りないと感じるかもしれません。
3.キッチンマットの代用品にならないもの
キッチンマットの代用品として使えないものは、洗えない(拭けない)もの、または滑りやすいものです。
特に滑りやすいものはケガにつながるおそれもあるので、無理に使用するのはやめましょう。
ここでは例を2つ挙げてみます。
3-1.バスタオル
高い吸水性と洗いやすいのが魅力ですが、床に敷くには薄くズレやすい点がキッチンマットとして使えない理由です。
バスタオルの上を歩き回っているうちに大きなシワができたりめくれたりして、その段差につまずいて転倒…なんてこともあり得ます。
危険なのでバスタオルをキッチンマットとして使うのはやめましょう。
3-2.レジャーシート(ピクニックシート)
レジャーシートは、表面が濡れると滑りやすくなるので、水はねの多いキッチンには向いていません。
さらに、厚手のタイプでなければクッション性もないので、キッチンマットの代わりになるとは言えません。
一時的に床の汚れはカバーできますが、滑って転倒する危険性があるので、レジャーシートでの代用はやめておきましょう。
4.キッチンマットの代用品が手元にない場合は?
キッチンマットの代用品をご紹介してきましたが「どれも手元にない…」という方もいると思います。
そういった場合は、キッチンの使用後にしっかり拭けばOKです。
代用品がないのであれば仕方ありません。
床の油汚れや水濡れを放置しないことが重要です。
しかし、冒頭でもお伝えしたとおり敷かないリスクはあるので、早めにキッチンマットの購入を検討してくださいね。
5.キッチンマットの洗濯が面倒なら拭けるキッチンマットがおすすめ
キッチンマットの洗濯が面倒だからという理由で代用品を探していませんか?
洗濯の手間をなくしたいのであれば、キッチンマット自体をなくすのではなく、拭けるキッチンマットを使ってみることをおすすめします。
拭けるキッチンマットとは、撥水性のある素材でできており、拭くだけでお手入れできるキッチンマットのことです。
- お手入れはサッと拭くだけでOK
- 洗濯が不要
- 汚れを吸収しないので汚れにくい
- 好みのサイズにカットできる
- 燃えにくい性質なので安心
【詳細】拭けるキッチンマットとは?メリット・デメリット、布タイプとの違いは?おすすめ商品も紹介
なかなか家事の時間が取れず、キッチンマットの洗濯にストレスを感じている方にぜひ試してほしいアイテムです。
まとめ
いかがでしたか?
キッチンマットの代用品についてご紹介しました。
キッチンマットの代用品には、清潔に保てて滑らないものであることが必須です。
バスマットやレジャーシートなどはケガをするおそれもあるので、代用品として使うのはやめておきましょう。
近ごろはキッチンマットの必要性について疑問を感じる方が多くなっていますが、床を保護するなどの”無くてはならない”役割を持つキッチンマットは必要だといえます。
代用品ではキッチンマットの一部の役割しか果たせません。
用意できるのなら早めにキッチンマットの使用をおすすめします。
洗濯が面倒だからという理由で代用品で済ませようと考えている方は、拭けるタイプのキッチンマットがおすすめです。
洗う手間を省きたい方はぜひ試してみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。