バスマットの正しい洗濯方法|洗う頻度は?衣類と一緒に洗える?清潔に保つコツも解説

投稿日: カテゴリー バスマット


「バスマットってどうやって洗濯すればいいの?」
「洗濯機でも洗える?」
「どれくらいの頻度で洗えば良いのかわからない」

このような悩みをお持ちではありませんか?

入浴後の足元に付着した水分を吸収してくれるバスマット。

乾きづらい、分けて洗わなければならないなど、気軽に洗濯できない理由から、なかなか洗う気になれない方も多いかもしれません。

ですが、一見汚れていないように見えても、バスマットには汗や皮脂などが付着しています。

これらは雑菌のエサになるので、放っておくとあっという間に繁殖が進み、ニオイが発生してしまうことも。

このようなことを防ぐためにも、バスマットには定期的な洗濯が必要です。

本記事では、バスマットの洗濯方法について詳しく解説しています。

バスマットを清潔な状態に保ちたい方は参考にしてみてください。

Contents

1.バスマットは分けて洗濯すべき?

結論から言うと「どちらでも良い」です。

これは、洗濯用洗剤自体に、除菌効果や汚れ戻りを防ぐはたらきがあるためです。

水虫の原因である「白癬菌」も普段通りの洗濯でほとんど除去できるといわれています。

マットだけのために洗濯機を回すのがもったいないと感じる方は、衣類と一緒に洗濯をしても問題ありません。

気分的に抵抗がある方は、洗濯機に入れる前に手洗いで軽く汚れを落としたり、マット類でまとめて洗うなどの方法がおすすめです。

2.バスマットの正しい洗濯方法

では、バスマットの洗濯方法について解説していきます。

洗濯機OKのバスマットであれば洗濯機でも洗えるので、洗濯表示を確認してからお好きな方法を選んでください。

2-1.洗濯機で洗う場合

バスマットを洗濯機で洗う場合の手順は以下の通りです。

  1. 粘着クリーナーを使って髪の毛やホコリなどの細かいゴミを取る
  2. 表が外側になるようにたたみ、洗濯ネットに入れる
  3. 普段通りの洗濯洗剤を適量入れ、デリケートな衣類向けのコースで回す
  4. 脱水が終わったら、表を外側にして風通しの良い場所に干す

「おしゃれ着洗いコース」や「手洗いコース」などの優しく洗うコースで、マットの傷みを最小限に抑えましょう。

2-2.手洗いする場合

バスマットを手洗いする場合の手順は以下の通りです。

  1. 粘着クリーナーを使って髪の毛やホコリなどの細かいゴミを取る
  2. 大きなバケツなどに40~50℃のお湯と洗剤を適量入れ、マットを入れてもみ洗いをする
  3. 水を何度か変えて、洗剤が落ちるまでよくすすぐ
  4. 浴槽のフチにかけて水気を切る
  5. ある程度水気が切れたら、表を外側にして風通しの良い場所に干す

マットが大きい場合は、浴槽にお湯をためて踏み洗いをするのもおすすめです。

3.バスマットを洗濯する時の注意点

バスマットを洗濯する時の注意点は以下の通りです。

  • 洗濯表示を必ず確認する
  • 柔軟剤を使わない
  • ドラム式洗濯機では洗わない
  • 洗濯ネットに入れる
  • 乾燥機を使わない

3-1.洗濯表示を必ず確認する

洗濯を行う前には、必ず洗濯表示を確認してください。

間違った洗い方はバスマットを傷める原因になります。

なかには、洗えないバスマットもあるので、洗濯表示に書かれた方法に従いましょう。

3-2.柔軟剤を使わない

バスマットを洗濯する場合は柔軟剤はNGです。

柔軟剤は繊維をコーティングしてしまうので、吸水性や速乾性が損なわれてしまいます

バスマットには洗濯洗剤のみ使用しましょう。

3-3.ドラム式洗濯機では洗わない

基本的にマット類はドラム式洗濯機NGです。

ドラム式洗濯機の取扱説明書を見てみると、以下のようなものは洗濯不可とされています。

  • 大型のマット
  • 厚手のマット
  • 裏面にウレタンやゴムがついているマット

なぜこれらがダメなのかというと、マットが傷んだり、洗濯機が故障するおそれがあるためです。

具体的には以下のようなものがあります。

  • マットが変形したりパイルが抜け落ちる
  • 洗濯機内で剥がれたゴムやウレタンが排水溝に詰まる
  • 脱水時、重心のバランスが取れず激しく揺れて洗濯機が故障する

どうしてもドラム式洗濯機でバスマットを洗いたいという場合は、滑り止めなしのタオル地タイプのバスマットを選んでみてください。

ただし「ドラム式洗濯機で洗わないで下さい」と明記されている場合は、マットがボロボロになってしまうのでやめておきましょう。

3-4.洗濯ネットに入れる

洗濯機で洗う場合は必ず洗濯ネットに入れましょう。

洗濯ネットは、バスマットの変形や傷みを防いだり、他の洗濯物に繊維が付着するのを防いだりする役割があります。

3-5.乾燥機を使わない

裏面に滑り止めがついているバスマットは、乾燥機NGです。

滑り止めの素材として使われているゴムや樹脂などは熱に弱い特性をもっています

そのため、乾燥機に入れてしまうと、床にベタベタとくっつくようになったり、滑り止め効果が失われたりします。

バスマットは乾燥機を使わずに、風通しの良い場所で干すようにしましょう。

また、滑り止め部分に直射日光が当たらないように裏面を内側にして干すことも忘れないでくださいね。

4.バスマットの洗濯頻度【2~3日に一回】

バスマットの洗濯頻度は、2~3日に一回が理想です。

浴室まわりは湿度が高いうえに、マットに付着した皮脂や汗が雑菌のエサになるので、放っておくとどんどん雑菌が増えてしまいます。

そのため、最低でも1週間に一回は洗うようにしましょう。

5.こまめな洗濯が難しいなら清潔に保つ工夫を

バスマットはなるべくこまめな洗濯で清潔に保ちたいところですが、なかなか時間が取れない方も多いかと思います。

ですが、汚いバスマットを我慢して使う必要はありません。

以下のような工夫を取り入れてみてください。

  • 珪藻土マットを使う
  • 複数枚のバスマットを取り換えて使う
  • 使用後は毎回干す

5-1.珪藻土マットを使う

洗濯をする時間がない方は、洗濯不要の珪藻土マットがおすすめです。

吸水性と速乾性に優れているので、カビが発生しにくく、複数人で使う場合でもビチャッとした不快感がありません。

お手入れは、吸水力が低下してきたタイミングでヤスリで削るだけで良いので、洗濯が面倒だと感じる方にもぴったりなアイテムです。

5-2.複数枚のバスマットを取り換えて使う

バスマットをいくつか用意しておけば、洗濯のタイミングにかかわらず2~3日で取り換えられるので、常に清潔なマットが使えます。

この方法なら、自分のタイミングで洗濯ができるので、洗濯の負担がグッと減らせるのではないでしょうか。

長期間洗えなかったマットは、酸素系漂白剤などを使ってしっかり除菌すると良いですよ。

5-3.使用後は毎回干す

これは、洗濯ができる・できないに限らず当てはまることですが、使った後は毎回干すことを心掛けましょう。

ハンガーなどにかけておくだけでも、敷きっぱなしにするより雑菌の繫殖を抑えることができます。

以下のようなアイテムなら、立てるだけで手軽に干せるので干すスペースが確保できない方にもおすすめです。

出典:Amazon.co.jp

まとめ

いかがでしたか。

バスマットの正しい洗濯方法について解説しました。

バスマットと他の洗濯物を一緒に洗っても、菌が移るなどといったことはありません。

「水や電気がもったいないと感じるけれど、気分的に抵抗がある」という方は、予洗いをしたりマット類でまとめて洗うのがおすすめです。

バスマットを洗濯する時には以下の5つに注意しましょう。

  • 洗濯表示を必ず確認する
  • 柔軟剤を使わない
  • ドラム式洗濯機では洗わない
  • 洗濯ネットに入れる
  • 乾燥機を使わない

間違った方法で洗濯してしまうと、バスマットだけでなく洗濯機もダメにしてしまうおそれがあるので、十分注意してください。

洗濯頻度は2~3に一回最低でも1週間に一回が目安です。

こまめな洗濯ができない場合は以下の方法を取り入れてみてください。

  • 洗濯いらずの珪藻土マットを使う
  • 複数枚のバスマットを取り換えて使う

そして、使用後には毎回干すことも忘れずに実践しましょう。

清潔なマットで入浴後も気持ちよく過ごせるようにしたいですね。

最後までお読み下さりありがとうございました。


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