「バスマットの買い替え時期や目安を知りたい」
「見た目はまだ使えそうだけれど、捨てた方がいい?」
「次はできるだけ長く使いたい」
このような悩みをお持ちではありませんか?
バスマットには珪藻土や布などさまざまな種類がありますが、破れたり割れたりしていない場合はいつ買い替えれば良いのか迷ってしまいますよね。
本記事の内容は以下の通りです。
- バスマットの買い替え時期、目安
- 珪藻土マットの吸水性を復活させる方法
- バスマットを長持ちさせるコツ
長く使い続けていると見た目や機能性も悪くなってくるので、生地の傷みや劣化を感じたら買い替えるのがおすすめです。
バスマットを長持ちさせるコツも紹介しているので、お気に入りの一枚を長く大切に使いたい方もぜひ参考にしてください。
Contents
1.バスマットの買い替え時期はいつ?
バスマットを買い替える時期や目安について、布バスマットと珪藻土マットに分けて解説します。
1-1.布バスマットの寿命は使い方によって異なる
布バスマットは、洗濯の方法や頻度によって傷みの度合いも異なるため、明確な寿命というものはありません。
マイクロファイバーマットのメーカーは、吸水量の低下を感じたタイミングでの買い替えをおすすめしています。
洗濯回数を重ねることで徐々にモール糸がやせてくるので単位当たりのの吸水量が悪くなったと感じたタイミングでの買い替えをお勧めします。
引用:SUSU 公式HP
実際に使っている方の使用年数について調べてみると、とくに「2~3年」や「6~10年」などの意見が多く、長く使い続ける方が多いことがわかりました。
ほかには
- 布のほつれ、破れなどが起きた
- 縮み、へたりが気になってきた
- 汚れが目立つようになった
- 吸水性が落ちた
など、見た目や使用感の劣化を感じたタイミングで買い替える方が多いようです。
素材の耐久性も関係するので、マットの傷みが気になったら使用年数にかかわらず買い替えるのがよいでしょう。
1-2.珪藻土マットの寿命は約2年
珪藻土マットのメーカーは、吸水性が悪くなったら買い替えをおすすめしています。吸水性が悪くなるまでの年数は約2年だそうです。
吸水しなくなると買い替えが必要です。 使用期限は、バスマットが水分吸収時、水と共に不純物も吸収し蓄積される事で吸水力が低下する2年間を目安にして頂いています。(あくまでも目安であり、使用状況により異なります。)
引用:なのらぼ 公式HP
しかし、珪藻土マットは吸水性が悪くなっても復活させる方法があります。
まずは吸収性を復活させる方法を試して、吸水性が戻らないようであれば買い替えどきです。詳細は後で解説します。
実際に使っている方の買い替えのタイミングについて調べてみると「吸水性が落ちたとき」や「割れたとき」などが多くみられました。
また、カビがはえた場合でも、すぐに買い替えるのではなく漂白剤などでカビ取りを試す方が多いようです。
ただし、商品によっては漂白剤を使用するとシミになるものもあるので、注意してください。
2.珪藻土バスマットの吸水性を復活させる方法2つ
珪藻土マットの吸水性を復活させるには、陰干しとヤスリがけの2つの方法があります。捨てる前にぜひ試してみてください。
2-1.陰干しをする
珪藻土マットは、乾燥スピードが追い付かずに一定の吸水量を超えると吸水しなくなることがあります。
風通しの良い日陰で半日~1日ほど干してしっかり乾燥させましょう。
注意点は日光を直接当てないことです。
マットが反り返ったりひび割れが起きるおそれがあるので、必ず日陰で干してください。
2-2.ヤスリがけをする
珪藻土マットは細かい孔(あな)が無数にあいており、この孔から水分を吸い込むしくみです。
長く使い続けていると、足裏の皮脂や石鹸カスなどが蓄積して目詰まりを起こします。これが吸水性が悪くなる原因です。
紙ヤスリを使って表面に付着している汚れごと削り落としましょう。
ただし、事前にアスベストが含まれていないかチェックしてください。
削った粉は乾いた布で拭き取ります。
濡れた布で拭いたり水で洗い流したりすると、目詰まりするおそれがあるので注意してください。
2-2-1.アスベスト含有の珪藻土マットはヤスリがけNG【処分方法も注意】
お持ちの珪藻土マットにアスベスト(石綿)が含まれていた場合、削ってはいけません。
削ったり割ったりするとアスベストが飛散するおそれがあります。
アスベストとは、吸い込むと健康被害が起こるといわれている物質です。
近年、一部のメーカーの珪藻土マットにアスベストが含まれていたことがわかり、問題になっています。
対象の商品は厚生労働省のHPから確認してください。
各メーカーで自主回収を行っているので、お持ちのバスマットが対象だった場合はメーカーに問い合わせましょう。
処分方法も通常とは異なり、アスベストが含まれているものはゴミとして出すことができません。メーカーに回収してもらうまで壊れないように保管しておきます。
アスベストが含まれていないものは、地域のルールに従ったうえで不燃ごみや粗大ごみなどとして処分ができます。
3.バスマットを長持ちさせるには?
バスマットを長持ちさせるコツについて、布バスマットと珪藻土バスマットに分けて解説します。
3-1.布バスマットを長持ちさせるコツ5つ
布バスマットを長持ちさせるには、耐久性に注目した素材選びや正しい洗濯方法が大切です。具体的なコツは以下の5つです。
- マイクロファイバー以外の素材を選ぶ
- 柔軟剤を使用しない
- 洗濯機で洗うときは洗濯ネットを使う
- 中性洗剤を使用する
- 手洗いをする
マイクロファイバーは繊維のつくりから耐久性が低いため、バスマットを長く使いたい方にとっては不向きの素材です。新しく購入する際は、マイクロファイバー以外の素材を選びましょう。
柔軟剤は繊維の表面をコーティングしてしまい、吸水性が悪くなるのでマット類には使用NGです。
洗濯ネットにはマットの型崩れやダメージを軽減する役割があります。マットを洗濯機で洗う場合は必ず使用しましょう。
中性洗剤は洗浄力がやさしいので、マットに与えるダメージが少なく済みます。ひどい汚れでなければ中性洗剤を使用するのがおすすめです。
手洗いは洗濯機で洗うよりも摩擦が少ないため、マットが傷むのを最小限におさえられます。
実践できそうなものがあればぜひ取り入れてみてください。
3-2.珪藻土バスマットを長持ちさせるコツ4つ
珪藻土マットを長持ちさせるには、定期的なお手入れと正しく使用することが大切です。具体的なコツは以下の4つです。
- 月に一回、陰干しをする
- 1~2年に一回、ヤスリがけをする
- 洗剤や石けんを使用しない
- 使用後は立てかけて乾燥させる
上記で紹介した陰干しやヤスリがけを定期的に行うことで、長持ちさせることができます。
頻度は使用人数によっても変わるので目安としてとらえてください。
洗剤や石けんは目詰まりして吸水性が悪くなる原因になります。
水洗いしたい場合は水のみを使用し、洗った後は陰干しをして内部までしっかり乾燥させましょう。
カビがはえにくい珪藻土マットですが、敷きっぱなしの状態が続くと裏面がカビてしまうことがあります。
使用後は、以下のような専用のスタンドなどに立てかけて、しっかり乾燥させましょう。
出典:【楽天市場】くらしのもり
まとめ
いかがでしたか。
バスマットを買い替える時期や長持ちさせるコツについて解説しました。
バスマットを買い替える時期や目安は以下の通りです。
- 布バスマット:吸水性の低下、生地の傷み、汚れ
- 珪藻土マット:寿命は2年ほど。吸水性の低下、破損
布バスマットは洗濯方法や頻度によって年数が異なるので、機能性や見た目が劣化したと感じたら買い替えるのがおすすめです。
珪藻土マットはお手入れによって吸水性復活する可能性があるので、捨てる前に一度試してみてください。お手入れの方法は以下の2つです。
- 半日~1日ほど陰干しをする
- ヤスリがけをする
ヤスリがけをする前にはお持ちの珪藻土マットにアスベストが含まれていないかを必ず確認してから行ってください。
布バスマットを長持ちさせるには、耐久性に注目した素材選びと正しく洗うことを心がけましょう。
- マイクロファイバー以外の素材を選ぶ
- 柔軟剤を使わない
- 洗濯機で洗うときは洗濯ネットを使う
- 中性洗剤を使う
- 手洗いをする
できるだけマットに与えるダメージを軽減させることが大切です。
珪藻土マットを長持ちさせるには、定期的なお手入れと正しく使うことを心がけましょう。
- 月に一回、陰干しをする
- 1~2年に一回、ヤスリがけをする
- 洗剤や石けんを使用しない
- 使用後は立てかけて乾燥させる
メーカーによってお手入れの方法が異なることも多いので、取扱説明書や公式HPなどで正しいお手入れ方法を確認しておくことも大切です。
買い替える時期や目安は必ず守るべきというわけではありませんが、迷ったときの基準にしてもらえれば幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございました。