「ゴミ箱ホルダーって便利らしいけれど、どんなもの?」
「種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない」
「毎回ゴミ箱を洗うのが面倒」
このような悩みをお持ちではありませんか?
ゴミ箱ホルダーには、缶やペットボトルなどを捨てる資源ゴミ用と、調理中の小さな生ゴミなどを捨てる生ゴミ用の2種類があります。
本記事ではそんなゴミ箱ホルダーのメリットやデメリット、選び方、おすすめ商品などをご紹介しています。
ゴミ箱ホルダーは、省スペース化や時間短縮などのメリットもあるので、キッチンが狭い方や、あまりゴミ箱を洗いたくない方もぜひ参考にしてみてください。
Contents
1.ゴミ箱ホルダーとは?
ゴミ箱ホルダーとは、ボックス型になっておらずほぼフレームだけのつくりで、ゴミ袋を取り付けるだけで使えるゴミ箱のことです。
おもなメリットとデメリットをご紹介します。
■メリット
- 袋の容量いっぱいまで無駄なくゴミを入れられる
- ゴミ箱自体にニオイがつく心配がないので、洗う手間が省ける
- ゴミ出しの時、袋を取り外しやすい
- 2~3分別できるものや、壁掛けタイプもあるので狭いキッチンでもOK
このように一般的なゴミ箱でよくある「洗うのが面倒」や「ゴミ袋いっぱいに詰められない」、「キッチンが狭くて置けない」などの悩みがこれひとつで解消できるのが大きなメリットといえます。
■デメリット
- 組み立てる必要がある
- 使ううちにグラついてくるので、定期的にネジを締め直さなければならない
- 底がないので、袋の底が破れると床が濡れる
- フタは手で開けなければならない
- 生ゴミを捨てておくキッチン用ゴミ箱の代わりとして使うのは不向き
特に注意したいのが、生ゴミを捨てておくキッチン用ゴミ箱の代わりにはならないことです。
フタ付きであっても完全に密閉できるわけではないので、虫がわいたりニオイが発生してしまいます。
ゴミ箱ホルダーは、キッチン用ゴミ箱とは別で資源ゴミ用などで使うのがおすすめです。
2.失敗しないゴミ箱ホルダーの選び方
ゴミ箱ホルダーを選ぶ際に最低限決めておくべき項目は以下の4つです。
-
- ゴミ箱ホルダーの種類
- 容量
- 設置方法
- 使用するゴミ袋の種類
順番に基準や目安などを解説していきます。
2-1.ゴミ箱ホルダーの種類【資源ゴミ用 or 生ゴミ用】
ゴミ箱ホルダーの種類には、資源ゴミ用と生ゴミ用の2つがあります。
種類によって用途や大きさなどがまったく異なるので、まずは欲しいゴミ箱ホルダーの種類を選びましょう。
■資源ゴミ用の大きいタイプ
資源ゴミ用のゴミ箱ホルダーに捨てるおもなゴミは、紙類・ペットボトル・缶・プラスチックなど水気の少ないものです。
ゴミ出しの日まで袋に溜めておくことができ、分別機能がついていればひとつのゴミ箱ホルダーで2~3種類の分別もできます。
■生ゴミ用の小さいタイプ
生ゴミ用のゴミ箱ホルダーに捨てるゴミは、調理中に出た生ゴミ・小さなゴミなどサイズが小さく水気を含むものです。
生ゴミ用ゴミ箱ホルダーは「三角コーナーに代わるもの」といえば理解しやすいかもしれません。
調理後は、取り付けていたゴミ袋をキッチン用ゴミ箱に捨てて、使わないときはたたんで収納しておくイメージです。
2-2.容量(サイズ)
ゴミ箱ホルダーの容量(サイズ)は使うゴミ袋の容量にあわせて選びます。
袋より大きすぎると取り付けられず、小さすぎるとすぐにいっぱいになるので、適切な容量のものを選びましょう。
ちなみに、持ち手がないゴミ袋を使う場合、中身の重さで取り付けた袋がずり落ちてくることがあります。
ゴミ袋の長さとゴミ箱ホルダーの高さの差がありすぎないか、そして耐荷重もチェックしておきましょう。
2-3.設置方法【ハンガー式 or スタンド式】
ゴミ箱ホルダーはだいたいは以下の2種類に分かれます。
- 引き出しに吊り下げて使うハンガー式(壁掛けタイプ)
- 床や机などに置いて使うスタンド式
これらは、設置したい場所の広さと好みで選びましょう。
- 設置スペースに余裕がないならハンガー式
- 設置スペースに余裕がある・棚下に収納したいならスタンド式
ちなみに、生ゴミ用のスタンド式タイプはペットボトルや水筒を立てて乾かしたり、まな板スタンドとして使ったりもできます。
2-4.対応しているゴミ袋の種類
ゴミ箱ホルダーに取り付ける袋はどんなものを想定していますか?
ゴミ箱ホルダーは対応しているゴミ袋の種類も決まっているので、購入前は商品画像や説明書きなどをよくチェックしておきましょう。
たとえば、レジ袋を使うのであれば、持ち手をひっかけられる凹凸やフックがついたものを選ぶ必要があります。
持ち手をひっかけずに被せて無理やり使うこともできますが、ゴミの重さでずり落ちる可能性があるので、あまりおすすめしません。
不便な思いをしないためにも、使うゴミ袋が対応しているかどうかの確認はしておきましょう。
ちなみに、生ゴミ用のゴミ箱ホルダーに対応する袋は、スタンド式ならポリ袋、ハンガー式ならレジ袋、となっていることが多いです。
あまり小さすぎると幅が足りず取り付けられないので、生ゴミ用の袋は必要な幅もあわせて確認しましょう。
3.より使いやすいものを選ぶためにチェックしておきたい機能
ここまで選び方について解説しましたが、ゴミ箱ホルダーには商品によって便利な機能がついています。
使い方次第で重要度はそれぞれ異なるので、ここでは簡単に4つご紹介します。必要な機能があればチェックしてみてください。
3-1.キャスター付き
キャスターがついているとスムーズに引き出せるので、棚下に収納する方におすすめの機能です。
ゴミ箱を動かして掃除したいとき、調理中にそばに置いておきたいときなどにも役立ちます。
3-2.目隠し付き
ゴミ袋の中身が見えるのが気になるのであれば、目隠しがついたものを選びましょう。
目隠しは一面だけについたもの、全面が覆われたものなどがあります。
ゴミ箱を棚下に収納すれば、キッチンの雰囲気をいっさい損なわずに設置することも可能です。
3-3.フタ付き・開閉機能付き
ニオイが気になる方はフタ付きや口が閉じられる機能がついたものがおすすめです。
ただし密閉できるわけではないので、生ゴミなどは入れないよう注意してください。
フタ付きはゴミ袋を取り付けるタイプ、開閉機能はレジ袋を取り付けるタイプについていることが多いです。
3-4.フタの開き方が横開き・観音開き
フタ付きのゴミ箱ホルダーを棚下に収納したい方は、フタが引っ掛かりにくい横開きや観音開きになっているものがおすすめです。
また、このような開き方になっていても、開けた状態の高さも忘れずに確認しましょう。
4.【資源ゴミ用】ゴミ箱ホルダーおすすめ5選
資源ゴミ用のゴミ箱ホルダーを5つ紹介します。それぞれタイプの違うものを集めたので、自分に合うものを見つけてみてください。
フィレッテ ごみ箱 天板付き スリム
価格 4,990円(税込)
フタがスライド式になっており、棚下に収納するのにぴったりなゴミ箱ホルダー。
フタの側面がマグネットに対応していたり、取り出し時にひっかからない形状になっていたりと、使いやすさにこだわって設計された商品です。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 26×42.7×55.1(cm) |
対応袋サイズ | 30~45Lのゴミ袋 |
設置方法 | スタンド式 |
組み立て | 必要 |
機能 | スライド式のフタ付き |
分別ダストワゴン 完成品
価格 5,990円(税込)
10個のフックで自由な分別ができるゴミ箱ホルダー。
ライターや電池などの細かい分別がしやすく、組み立て不要ですぐに使えるのもポイントです。キャスターで移動もラクラク。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 44.5×27.5×62.5(cm) |
対応袋サイズ | 10L / 15L / 30L用レジ袋 |
設置方法 | スタンド式 |
組み立て | 不要 |
機能 | キャスター・6分別機能付き |
分別ゴミ袋ホルダー ルーチェ
価格 3,850円(税込)
フレームとフタだけのシンプルなゴミ箱ホルダーです。フタの口は2Lのペットボトルも入る十分な広さ。
インテリアに馴染みやすい見た目も好評です。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 22×33×55(cm) |
対応袋サイズ | 30L~45L用ゴミ袋 |
設置方法 | スタンド式 |
組み立て | 必要 |
機能 | フタ付き |
分別ダストワゴン 2分別
価格 7,920円(税込)
一面に目隠しがついたスタイリッシュなデザインのゴミ箱ホルダー。
底面が地面に触れない設計になっており、ゴミ袋の底が破れる心配もありません。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 36×32×55(cm) |
対応袋サイズ |
関東:20 / 30 / 45号レジ袋 関西:35 / 40 / 45号レジ袋 |
設置方法 | スタンド式 |
組み立て | 必要 |
機能 | キャスター・目隠し・2分別機能付き |
ゴミ袋&レジ袋スタンド タワー
価格 3,960円(税込)
ゴミ袋とレジ袋の両方に対応しているゴミ箱ホルダー。
分別や開閉機能、袋ズレ防止のマグネットまでついている多機能な商品です。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 33×31×60(cm) |
対応袋サイズ | ~45L用ゴミ袋 / レジ袋(サイズ指定なし) |
設置方法 | スタンド式 |
組み立て | 不要 |
機能 | 2~4分別機能・開閉機能・ゴミ袋ズレ防止マグネット付き |
5.【生ゴミ用】ゴミ箱ホルダーおすすめ5選
生ゴミ用のゴミ箱ホルダーを5つご紹介します。すべて折りたたんで収納可能なので、自分に合った使いやすいものを探してみてください。
三角コーナー 開閉可能生ゴミ袋ホルダー
出典:Amazon
価格 1,999円(税込)
三角コーナーの使用感はそのままに、スリムで開閉できるゴミ箱ホルダー。
分解して洗えて手軽にカビ予防ができ、袋を毎回取り替えるので三角コーナーのぬめり問題もまとめて解決できます。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 20.8×5.3×12.8(cm) |
袋の対応サイズ | 幅23cm以上 |
設置方法 | 吸盤式 |
三角コーナー 蛇口にかけるポリ袋ホルダー
出典:【楽天市場】リビングート
価格 1,485円(税込)
蛇口のネックを挟むだけで手軽に設置できるゴミ箱ホルダー。
シンク内に取り付けるので、キッチンや調理台のスペースに余裕がない方におすすめです。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 16×19.5×6 (cm) |
袋の対応サイズ | 幅25cm以上(周囲約50cm) |
設置方法 | 蛇口のネックを挟み込んで取り付ける |
tower ポリ袋エコホルダー L
価格 1,320円(税込)
シンプルなデザインでコンパクトなスタンド式ゴミ箱ホルダー。
グラススタンドや水筒立て、まな板立てなど、幅広い用途に使えるのが特徴です。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 14.5×15×22 (cm) |
袋の対応サイズ | ― |
設置方法 | スタンド式 |
Oacs スタンドダストバッグホルダー
出典:【楽天市場】KEYUCA
価格 1,419円(税込)
生ゴミ入れだけでなくふきん掛けとしても使えるゴミ箱ホルダー。
片手でカンタンに閉じることができ、ニオイが防げるのもポイントです。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 13×13.5×17(cm) |
袋の対応サイズ | 200mm |
設置方法 | スタンド式 |
レジ袋ハンガー タワー
出典:【楽天市場】リビングート
価格 2,420円(税込)
耐荷重が約2kgとなっていて生ゴミだけでなく資源ゴミ用としても使える、ハンガー式のゴミ箱ホルダー。
開閉可能なので邪魔になる時は折りたためます。フックは約2cmまでの厚みに取付可能です。
サイズ(横幅×奥行×高さ) | 22×20×24.5 (cm) |
袋の対応サイズ | レジ袋(サイズ指定なし) |
設置方法 | ハンガー式 |
まとめ
いかがでしたか。
ゴミ箱ホルダーのメリットやデメリット、選び方、おすすめ商品などをご紹介しました。
ゴミ箱ホルダーを選ぶうえで最低限決めておくべき項目は以下の4つです。
- ゴミ箱ホルダーの種類
- 容量
- 設置方法
- 使うゴミ袋の種類
さらに、フタ付きやキャスター付きなど、必要な機能を重視することで自分に合ったものが探せるはずです。
ゴミ箱ホルダーなどの便利なアイテムを使って、日々の負担を少しずつ減らしていけるといいですね。
最後までお読み下さりありがとうございました。