トイレマットのサイズ・素材の選び方|注意点と洗いやすいマットを選ぶコツも解説!

投稿日: カテゴリー トイレマット

トイレ


トイレマットには、ロングサイズや耳長タイプ、拭けるタイプなど、さまざまなサイズや素材があります。
しかし、「種類が多すぎて何を基準に選べば良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、トイレマットの選び方について詳しく解説しています。

  • サイズの選び方
  • 素材の選び方
  • 選ぶ際の注意点
  • 洗濯しやすいトイレマットの選び方

特に、商品が直接見られない通販での購入は、適当に選んだ結果サイズが合わなかったという失敗が起きやすいです。

しっかりと選び方をおさえて自分に合ったトイレマットを見つけましょう。

Contents

1.トイレマットのサイズの選び方【敷きたい範囲を決める】

まずはサイズを決めます。

サイズ決めを後回しにすると、好みのトイレマットを見つけても欲しいサイズがなかったり、大きさが合わずに失敗してしまいます。

まずはトイレマットの大きさから決めていきましょう。

1-1.トイレマットにはどんなサイズがある?

トイレマットのサイズは大きく分けて、一般的なレギュラーサイズ、縦長のロングサイズ、コンパクトなミニサイズの3種類です。

便器の横がカバーできるように耳が長くなっている耳長タイプもあります。

トイレマットのサイズは縦の長さだけでも20cm~140cmと幅広く、トイレの広さによっても適切なサイズは変わってきます。

そのため、既存のサイズを選ぶよりも、各部分の長さをある程度決めてから、それに近いものを探していく方法がおすすめです。

1-2.トイレマットを敷きたい範囲をイメージする

それでは、サイズ選びの手順を詳しく解説していきます。

トイレマットを敷きたい範囲、汚れをカバーしたい範囲を大まかに決めましょう。

チェックする項目は以下の4つです。

  • 足を置く部分の横幅はどれくらいあればよいか
  • トイレの横幅(壁から壁までの距離)はどれくらいか
  • 便器の横部分はどの程度カバーしたいか
  • 便器から入口までどれくらいの長さがあればよいか

    1-3.横幅、耳の長さ、足を置く部分の長さを決める

マットを敷きたい範囲が大まかに決まったら、

  • 横幅
  • 耳の長さ
  • 足を置く部分の長さ
    を詳しく決めていきます。

上記で決めたイメージをもとに、トイレで実際に測りながら長さを決めましょう。

ちなみに、トイレマットのサイズは縦×横で表記されますが、縦の長さは決めなくてもかまいません

縦の長さは「耳の長さ」と「足置き部分の長さ」を確定させてしまえば自動的に決まるためです。

そして、これらの比率によって使用感も大きく変わってきます。

例えば、縦の長さが同じトイレマットでも、

  • 耳を長くするとくり抜きが深くなり、足を置く部分は短くなる
  • 耳を短くするとくり抜きが浅くなり、足を置く部分が長くなる

というように、縦の長さを決めたとしても、その比率が変わると使用感も変わってしまいます。

つまり、縦の長さよりも耳の長さと足置き部分の長さの方が重要なのです。

1-3-1.長さの目安

横幅、耳の長さ、足を置く部分の長さの目安についてです。
実際にトイレで測って決めるのがベストなので参考までにしてください。

【トイレマットの横幅】
横幅は、トイレの広さに合わせて決めます。
トイレよりも大きくなりすぎないよう注意しましょう。

一般的なトイレ:60cm前後
広いトイレ:70~80cm

 

【トイレマットの耳の長さ】
耳の長さ(くりぬき部分の深さ)は、便器の横をどの程度カバーしたいかで決めましょう。
耳が長くなるほど奥までカバーできるようになります。

しっかり奥までカバーしたい:40cm前後
手前の方だけカバーしたい:20~25cm
カバーしなくてもよい:12~15cm

 

【足を置く部分の長さ】
足を置く部分の長さは、敷きたい範囲トイレの広さで決めます。

コンパクトに敷きたい、トイレが狭い:30~35cm
標準:42~50cm
ドア付近まで長く敷きたい:50~60cm
トイレが広い:60cm以上

2.トイレマットの素材の選び方【敷く目的を明確にする】

次に、トイレマットの素材の選び方について解説していきます。
トイレマットを敷く目的を明確にして、自分にぴったりの素材を選びましょう。

2-1.トイレマットの素材にはどんなものがある?

トイレマットの素材には大きく分けて、洗える布タイプ拭けるタイプの2種類があります。

洗える布タイプとは、布製の一般的なトイレマットのことで、拭けるタイプとは、塩化ビニル素材で作られた洗濯不要のトイレマットのことです。

これらのタイプの違いは、使用感・見た目・手触り・お手入れ方法・価格などがあります。

拭けるトイレマットと布製トイレマットの違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
洗濯いらずの拭けるトイレマットとは?デメリットはある?布製マットとの違いは?

2-2.使用感かお手入れのしやすさを基準に選ぶ

では、どちらの素材を選べばよいかについてお話します。

洗える布タイプと拭けるタイプの大きな違いは、使用感お手入れのしやすさです。
素材を選ぶ際はどちらを重視するかが大まかな基準になります。

どんな目的でトイレマットを敷くのか、重視する部分はどんな所なのかを考えてみましょう。

 

【洗える布タイプは、使用感重視な人におすすめ】

  • 肌触りのよいものが欲しい
  • 布の質感が好み
  • トイレでも足元を暖かく過ごしたい
  • 衛生面が不安なのでトイレマットは丸洗いしたい
  • こまめな拭き取り掃除が苦手

 

【拭けるタイプは、お手入れしやすさ重視な人におすすめ】

  • 洗濯の手間を省略したい
  • トイレマットは定期的に買い換えたい
  • 尿汚れをマットに染み込ませたくない
  • すぐに掃除できるように、汚れははっきり見えるものがよい
  • トイレ内の掃除機がけに抵抗があるので、なるべくホコリを溜めたくない
  • 男性が多い(または家族が多い)のでマットが汚れやすい

3.トイレマットを選ぶ際の注意点

トイレマットを選ぶ際の注意点は以下の3つです。

  • 滑り止めがついているか
  • ドアに干渉しないか
  • 清潔に保てる機能がついているか

3-1.滑り止めがついているか

滑り止め無しのズレやすいトイレマットでは、

  • 定位置に敷きなおす手間がかかる
  • ズレたまま用を足すと床が汚れてしまう
    などの問題がありトイレマットの役割を充分に果たせません。

欲しいトイレマットが見つかった場合も、まずは滑り止めがついているかを確認しましょう。

3-2.ドアに干渉しない厚さになっているか

トイレのドアが内開きタイプの場合は、ドアがマットに引っかかりドアの開閉を邪魔してしまうことがあります。特に狭いトイレでは注意が必要です。

マットを敷くスペースまでドアが開くかチェックし、干渉しそうであれば床からドアまでの高さより低くなるようにマットの厚みを決めてください。

3-3.清潔に保てる機能がついているか

例えば、抗菌・防臭・防カビなどの機能のことです。
これらの機能には、ニオイを抑制したり菌の繁殖を防止する効果があります。

トイレは汚れやすいうえに湿気がこもりやすく、カビなどの菌の繁殖が起こりやすいので、このような機能がついていると安心です。

機能つきだからといって価格が高くなることはあまりないので、このような機能にも注目して選びましょう。

4.洗濯しやすいトイレマットを選ぶコツ

布タイプのトイレマットはこまめな洗濯が必要なものです。
そのため、布タイプを使用する場合は「洗濯のしやすさ」も十分に考慮しなければなりません。

ここでは「洗濯のしやすさ」を洗いやすさ・乾きやすさ・耐久性の高さとして進めていきます。

耐久性の高さは洗濯機で洗えるかどうかに関わるので、手洗いしなくてもよいという意味で基準のひとつとしています。

洗濯しやすいトイレマットを選ぶコツは以下の4つです。

  • 化学繊維製を選ぶ
  • 毛足が長すぎないものを選ぶ
  • 厚すぎないものを選ぶ
  • 洗濯しやすい機能がついたものを選ぶ

4-1.化学繊維製を選ぶ

布タイプのトイレマットには天然素材製化学繊維製の2種類があります。

天然素材のなかで最も多く出回っている綿ですが、濡れると乾きにくく、摩擦で毛羽立ちが起きやすいといったデメリットがあります。

対して化学繊維製は、耐久性が高いため洗濯機で洗えるうえに乾きやすいです。

天然素材にも、肌触りのよさや自然な風合いがあるといったメリットがありますが、洗濯の手間を軽減したいのであれば、ポリエステルアクリルなどの化学繊維製をおすすめします。

4-2.毛足が長すぎないものを選ぶ

お手入れのしやすさだけで判断すると、毛足が長いものはNGです。

水分を多く含むので乾きにくく、髪の毛やホコリなどのゴミが絡みやすいなどのデメリットがあるためです。

高級感のある雰囲気が出せる点や肌触りの良さがメリットですが、お手入れのしやすさを重視するのであれば避けた方がよいでしょう。

長すぎる目安としては15mm以上です。
ただし、毛足の長さが明記されていないものも多いので、見た目で判断することもあります。

4-3.厚すぎないものを選ぶ

弾力感のある踏み心地と断熱性が特長の厚いマットも、洗濯しやすいかどうかの観点ではよくありません。
水分を多く含み乾きにくく、濡れると重くなり扱いづらいというのが理由です。

厚すぎる目安は10mm以上です。
厚みに関しても明記されていない場合は見た目で判断しましょう。

4-4.洗濯を楽にする機能がついたものを選ぶ

例えば、速乾性を高める加工や、撥水性をもたせて汚れにくくする加工などがあります。

特に、速乾性がプラスされたものは、マット類の洗濯でイライラしがちな「乾きにくさ」を解決できるので、見つけたらぜひ試してみてください。

まとめ

いかがでしたか。
トイレマットの選び方について解説しました。

トイレマットのサイズ選びでは、敷きたい範囲を具体的にイメージすることが重要です。

横幅・耳の長さ・足置き部分の長さを先に決めておくと、サイズ選びで失敗しにくくなります。

トイレマットの素材選びでは、敷く目的やどんなことを重視するかを明確にすることが重要です。

迷ったら「使用感」と「お手入れのしやすさ」のどちらを優先したいかを基準に選びましょう。

トイレマット選ぶ際の注意点は、滑り止めの有無・ドアに干渉しないか・清潔に保てる機能があるかをチェックすることです。

洗濯しやすいトイレマットを選ぶコツは次の4つです。

  • 化学繊維製を選ぶ
  • 毛足が長くないものを選ぶ
  • 厚すぎないものを選ぶ
  • 速乾・防汚機能などがついたものを選ぶ

選び方をきちんとおさえて、自分に合うトイレマットを見つけてください。

最後までお読みくださりありがとうございました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA