「ゴミ箱の汚れが気になる」
「どんな洗剤を使えばいいかわからない」
「毎回洗うのが面倒」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
ゴミ箱を開けるたびに生ゴミのニオイが漂ってくるととても不快ですよね。
キッチンのゴミ箱は汚れやすいので、こまめに洗って清潔に保ちたいものです。
そこで本記事では
- ゴミ箱の洗い方
- 丸洗いできない場合のお手入れ
- ゴミ箱を洗う頻度
- ゴミ箱の掃除を簡単にする方法
などをご紹介します。
ゴミ箱の汚れやニオイは簡単に落とせるので、しばらく洗えていない方もぜひ参考にしてみてください。
Contents
1.ゴミ箱の洗い方
ゴミ箱の汚れやニオイを落とす洗い方をご紹介します。
つけ置きをしてニオイを取った後、中性洗剤で汚れを落とします。
生ゴミ臭はそのままにしておくと虫が寄ってくることもあるので、気づいたら早めに洗いましょう。
洗う場所はお風呂場や庭、ベランダなど。お湯とシャワーを使えるお風呂場がベストです。
【必要なもの】
- スポンジまたはブラシ
- 中性洗剤(台所用洗剤や風呂用洗剤など)
- 以下のいずれか ※どれもなければクエン酸
- 重曹
- 酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)
- 塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
生ゴミ臭は酸性のニオイなので、アルカリ性の重曹やオキシクリーンなどが効果的です。
クエン酸にも消臭するはたらきはありますが、酸性なので生ゴミ臭に対しての効果は感じにくいかもしれません。
クエン酸はペットのトイレシーツやおむつなどのアンモニア臭が気になる場合におすすめです。
【手順】
- ゴミ箱内の細かいゴミを掃除機で吸い取る
- フタなどのパーツを取り外し、ゴミ箱内を軽くすすぐ
- ゴミ箱に40℃のお湯を入れて重曹などを規定量入れる(塩素系漂白剤を使う場合は水を入れる)
- 取り外したフタなどを入れて30分~1時間ほど放置する
- ゴミ箱内の水を捨てて軽くすすぐ
- 中性洗剤を吹き付け、スポンジやブラシでフタ・ゴミ箱内・外側を洗う
- 泡をよく洗い流したら、風通しのよいところで乾燥させる
【洗剤の使用量と放置時間の目安】
洗剤 | 分量(水3Lに対して) | 放置時間 |
重曹 | 大さじ1杯 | 30分~1時間 |
酸素系漂白剤(オキシクリーン) | キャップ3/4杯 | 20分~1時間 |
塩素系漂白剤(キッチンハイター) | キャップ1.2杯 | 20~30分 |
クエン酸 | 大さじ3杯 | 30分~1時間放置 |
2.丸洗いできない場合のお手入れ
次に丸洗いが難しい場合のお手入れ方法を紹介します。
ニオイや油汚れなどがなければ、こまめな拭き掃除だけでもOKです。
中性洗剤や重曹水で汚れを落とした後、アルコール除菌スプレーで除菌します。
【必要なもの】
- いらないタオル2~3枚
- 中性洗剤または重曹水
- アルコール除菌スプレー
重曹水は水200ccに重曹を小さじ2杯溶かし、スプレーボトルに入れて使います。
【手順】
- ゴミ箱内の細かいゴミを掃除機で吸い取る
- ゴミ箱全体に中性洗剤(重曹水)を吹きかけ、布で汚れをしっかり拭き取る
- 水に濡らしてかたく絞ったタオルで水拭きをする
- 乾いたタオルで乾拭きをする
- アルコール除菌スプレーを全体に吹きかけ、風通しの良いところで乾燥させる
3.ゴミ箱を洗う頻度【2~3か月に一回】
ゴミ箱を洗う頻度は最低でも2~3か月に1回がおすすめです。
ただし、雑菌が増えやすい夏・梅雨の時期は1か月に1回のこまめなお手入れが必要です。
つけ置き洗いはニオイが気になったタイミング、拭き掃除でのお手入れならゴミ出しのたびに行いましょう。
4.ゴミ箱のお手入れを簡単にする工夫
ゴミ箱を清潔に保つにはこまめなお手入れが重要ですが、毎回つけ置きしたりゴシゴシ洗ったりしなければならないのは面倒ですよね。
ここではゴミ箱のお手入れを簡単にする工夫を4つ紹介します。
- ゴミ箱が汚れるのを防ぐ
- 生ゴミのニオイ対策をする
- 洗わなくていい「ゴミ箱ホルダー」に変える
- こまめにゴミ出しをする
ぜひ実践できそうなものから取り入れてみてください。
4-1.ゴミ箱を汚れから守る
1つ目は、ゴミ箱が汚れないようにする工夫です。
- 袋を二重にする
- ゴミ箱の底に新聞紙を敷く
- 洗ってから捨てる
ゴミ袋を二重にかけることでゴミ箱本体が汚れるのを防げます。
汚れてきたら取り替えるだけで手間がかからないのでおすすめです。
新聞紙はゴミ袋の外と中に敷くと水気やニオイを吸収してくれます。
資源ゴミを捨てるときは汚れを軽く洗い落とすことを心がけてみてください。
4-2.生ゴミのニオイ対策をする
2つ目は生ゴミのニオイ対策をすることです。
- 水気をよく切って捨てる
- 新聞紙に包んで捨てる
できるだけ生ゴミ臭を抑え、ゴミ箱本体にニオイが移らないようにしましょう。
生ゴミ臭対策は以下の記事でもいくつか紹介しています。
【詳細】生ゴミ臭にサヨナラ!ゴミ箱のニオイ対策と消臭方法、おすすめ消臭剤を紹介
4-3.洗わなくていい「ゴミ箱ホルダー」に変える
3つ目は「ゴミ箱ホルダー」に変えることです。
袋をフレームに取り付けるだけで使える「ゴミ箱ホルダー」というものがあります。
箱部分がないのでニオイがつく心配がなくお手入れが簡単な点が特徴です。
出典:楽天市場
ただし、密閉性は高くなく袋越しにニオイが漏れるという声もあるので、生ゴミを入れるには不向きかもしれません。
生ゴミを入れずに使うか資源ゴミ用として使うのがおすすめです。
おすすめのゴミ箱ホルダーは以下の記事で紹介しています。
【詳細】【生ゴミ用・資源ゴミ用】ゴミ箱ホルダーおすすめ10選!選び方も解説!
4-4.こまめにゴミ出しをする
4つ目は当たり前のことですが、ゴミ箱を汚さないためにもこまめなゴミ出しは重要です。
ゴミ箱のニオイは生ゴミが腐り雑菌が繁殖することでどんどん悪化していきます。
「まだ入りそうだから」と先延ばしにしがちな人は、夏だけでも小さめのゴミ袋を取り付けてなるべくこまめにゴミ出しを行うように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ゴミ箱の洗い方や拭き掃除の方法、お手入れを簡単にする工夫などについて解説しました。
生ゴミ臭はアルカリ性の性質を持つ洗剤で消すことができます。
重曹やオキシクリーンなどさまざまありますが、手元にあるものを使いましょう。
ニオイやガンコな汚れがついていなければ、拭き掃除だけでも綺麗に保つことができます。
洗うスペースがない方はゴミ出しのタイミングで掃除し、アルコール除菌スプレーを吹きかけておきましょう。
お手入れを簡単するにはゴミ箱が汚れるのを最小限に抑えるのがポイントです。
- ゴミ箱が汚れるのを防ぐ
- 生ゴミのニオイ対策をする
- 洗わなくていい「ゴミ箱ホルダー」に変える
- こまめにゴミ出しをする
特にゴミ袋を二重にする方法は簡単にできるのでおすすめです。
できそうなものからぜひ実践してみてください。
最後までお読み下さりありがとうございました。